ヌーベル ブランシュブログ

美術館巡りと東京国際映画祭

週末は、東京都美術館で開催中の『田中一村展 奄美の光 魂の絵画』をゆっくり鑑賞して、新国立美術館での回顧展『田名網敬一 記憶の冒険』で現代アートに刺激を受け、山種美術館での没後50年記念『福田平八郎×琳派』を鑑賞。

福田平八郎はずっと前から好きな日本画家で、久しぶりに見る「牡丹」の写実のすばらしさ、それとは違い写実からの創造で描く「筍」などを見て、やっぱり好きな画家だと思いながら、3つの展覧会を愉しみました。

翌日は、10月28日から11月6日まで開催中の東京国際映画祭で上映されている2作品を観ました。
時間が合わなく残念ながらコンペティション部門の作品は見られませんでしたが、12月公開の『ホワイトバードはじまりのワンダー』と、1996年の作品 メキシコの巨匠リプステイン監督の「深紅の愛」ディレクターカット版を観ました。

ユダヤの少女を匿う少年一家の優しさと純粋な二人の想い、もうすぐ終戦だというのに少年は同級生のせいで理不尽にもナチスに銃撃されます。2017年「ワンダー君は太陽」からのスピンオフ作品です。

恵比寿のバカラのシャンデラの点灯は11月9日からですが、回りにキラキラのクリスマスツリーもあり綺麗でした。
もうすぐクリスマスですね。